韓中日ロが海洋ごみ問題で協力協議 釜山できょうから
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2018.06.04 10:48
【ソウル聯合ニュース】韓国海洋水産部は4日、北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)と韓中日環境相会合(TEMM)による海洋ごみに関する合同ワークショップが同日から6日まで、韓国南部・釜山市内のホテルで開催されると伝えた。NOWPAPに参加する韓国、中国、日本、ロシアの海洋ごみ関連政府機関や海洋水産部、研究機関、非政府組織(NGO)などから60人余りが出席し、各国の海洋ごみ管理状況や域内協力策を話し合う。
韓国は海洋ごみのモニタリング結果や漁業・養殖業で発生するごみの低減成果などを発表する予定だ。海洋水産部の関係者は、海流に乗って移動する海洋ごみの問題では国際協力が欠かせないとし、ワークショップが問題解決に向けた協力強化の契機になるだろうと伝えた。
NOWPAPは国連環境計画(UNEP)の提唱により世界の地域海で行われている環境保全行動計画の一つで、東海と黄海を対象とする。1994年に韓中日ロの4カ国が採択した。
同ワークショップは北西太平洋地域の国々が沿岸・海洋資源の持続可能な利用や管理を話し合うため2006年から毎年開かれており、15年からは韓中日環境相会合の海洋ごみ関連実務者会合と絡めて開催されている。
tnak51@yna.co.kr