韓・ベトナム国防相会談 朝鮮半島情勢や防衛産業協力など協議
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2018.06.04 16:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は4日、ベトナム・ハノイで同国のゴ・スアン・リック国防相と会談し、朝鮮半島情勢や防衛産業協力などについて議論した。
韓国国防部によると、宋氏は2度にわたる南北首脳会談について説明し、「韓国政府はこうした(会談の)成果が朝米(米朝)首脳会談の成功につながり、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和体制構築が実現するよう努力している」と述べた。
これに対し、リック氏は4月27日の会談で南北首脳が合意した「板門店宣言」への支持を表明した上で「南北関係改善や国際社会との連携を通じ朝鮮半島の非核化実現や強固な平和体制の構築を目指す韓国政府の努力を高く評価する」と語った。
宋氏は両国の国防・防衛産業分野での協力も拡大・発展させる考えを示し、リック氏は高い国防技術を保有する韓国との協力拡大に期待を寄せた。
また、両国は国防相会談に合わせ、物品役務相互提供協定を締結した。
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