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[インタビュー]米ビルボード幹部「防弾少年団がK―POPを成長させた」

記事一覧 2018.06.05 14:23

[インタビュー]米ビルボード幹部「防弾少年団がK―POPを成長させた」

防弾少年団

【ソウル聯合ニュース】米ビルボードでチャート事業統括副社長を務めるシルビオ・ピエトロルオンゴ氏は5日、聯合ニュースの書面インタビューに応じ、韓国の7人組男性人気グループ、防弾少年団(BTS)の成功の秘訣(ひけつ)は「従来のK―POPアーティストとは明白に異なる音楽性」にあるとの見方を示した。

防弾少年団
シルビオ・ピエトロルオンゴ氏(ツイッターより)=(聯合ニュース)
防弾少年団
防弾少年団に歌謡大賞

 ピエトロルオンゴ氏の管理・監督の下で毎週更新されるビルボードのチャートは大衆音楽の成果指標であり、世界的な影響力を持つ。防弾少年団のニューアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」は先ごろ、ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位を獲得する快挙を成し遂げた。

 ピエトロルオンゴ氏は、2012年に世界的にヒットした韓国の歌手PSY(サイ)の「江南スタイル」と比較しながら、防弾少年団がK―POPを成長させたと評価。一方で、現状に安住すれば、世界のエンターテインメント業界での一時の競争力を失ったJ―POPと同じ轍(てつ)を踏むと警告した。

 以下はピエトロルオンゴ氏との一問一答。

防弾少年団のアルバムが「ビルボード200」で1位を記録したことを伝える記事(ビルボードHPより)=(聯合ニュース)
防弾少年団 「ビルボード200」で1位(5月28日)

――防弾少年団の成功の秘訣は。

「これまで、多くの評論家はK―POPの消耗的で似たような音楽スタイルとキャラクターを非難してきた。米国のショービジネス規模は約172億ドル(約1兆9000億円)と世界最高で、こうした市場では徹底してプロだけが生き残る。音楽性、歌唱力、ステージマナーのうち、一つでも足りなければ絶対にビルボードの舞台には立てない。防弾少年団の成功の秘訣は、従来のK―POPアーティストとは明白に異なる音楽性にある。彼らの強みは優れた象徴性と含蓄性だ。その音楽を小説や哲学と比較した解説映像がユーチューブに出回るほどだ。彼らはビルボード・ミュージック・アワードで2年連続受賞し、K―POPを一段階成長させた」

防弾少年団「DOPE」のMV 再生3億回突破(4月30日)

――PSYの「江南スタイル」はビルボードのシングルチャート「ホット100」で7週連続2位となった。これと防弾少年団の人気の違いは。

「客観的に言えば、大衆的人気はPSYの方がより幅広かった。リズムとダンスはコミカルでシンプル、ミュージックビデオは年齢や性別、国籍を問わず人気を集めた。だがその後、音楽の企画力が足りず、ほぼ単発性に終わった。一方の防弾少年団は少数のファンクラブから始まり、精密な戦略と組織力で音楽世界を広げ、支持者の幅を広げている。目先の人気にとらわれやすいエンターテインメント業界で、防弾少年団のチャレンジ精神は高く評価されるべきだ」

防弾少年団の日本版アルバム 発売初週の売上記録更新(4月13日)

――K―POPは今後も競争力があると思うか。

「K―POPもラテン音楽界のように積極的に変身し、チャレンジしなければ市場拡大は難しいだろう。市場は常に変わる。消費者は次第に気難しく、利口になっており、ライバルは増えるばかりだ。質の面で成長しなければ、J―POPのように一瞬で競争力を失い、墜落する」

防弾少年団のリミックス曲 47カ国で1位(11月27日)

――ビルボードが最も注目する音楽市場は。

「アジアだ。現在、ユーチューブの再生回数だけを見ると上位10曲のうち6曲がラテン音楽だが、成長は鈍っている。アジア(の音楽市場)は爆発的な人口増加と南米に比して安定した経済成長を土台に、規模の面でも内容の面でも成長を遂げるとみている」

tnak51@yna.co.kr

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