シンガポールで米と実務協議の正恩氏側近 北京到着=あす平壌へ?
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2018.06.06 14:58
【東京、北京聯合ニュース】消息筋などによると、12日に朝米(米朝)首脳会談が開かれるシンガポールで会談の準備に当たっていた北朝鮮のキム・チャンソン国務委員会部長が6日午前、シンガポール発の航空便で中国・北京に到着した。
北京国際空港を出たキム氏が向かった先は分かっていない。日本の共同通信は、米国と行ってきた実務交渉を終えてひとまず北朝鮮に戻り、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に結果を報告する可能性があると報じた。平壌行きの北朝鮮・高麗航空便がない6日は北京に泊まり、7日午後の便で北朝鮮に戻るとみられる。
キム・チャンソン氏は金正恩氏の側近で「執事」とも呼ばれる。北朝鮮実務チームの代表として5月28日にシンガポール入りし、ヘイギン大統領次席補佐官が率いる米国の実務チームと首脳会談の準備協議を行っていた。
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