韓国統一地方選の期日前投票進む 投票用紙は1人最大8枚
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2018.06.08 16:23
【ソウル聯合ニュース】韓国で13日に投開票される統一地方選の期日前投票が始まった8日、各地の投票所では早めに1票を投じようとする有権者が列をつくった。
投票用紙は1人7枚、国会議員の再・補欠選が同時に実施される選挙区では1枚多く8枚あり、有権者の中にはかなり長い時間、記載台から離れない人も多かった。
投票が大変だったとの声もある。中部の忠清南道・天安で投票した市民は「1枚ずつ確認するのに時間がかかった。高齢の人は混乱しそうだと思った」と話した。
与党「共に民主党」の知事候補の一人は投票後、「意外に投票用紙が多くて少しこんがらがりそうだと思った」としながらも、「次の世代の暮らしと運命を決める選挙にたくさん参加してほしい」と投票を呼び掛けた。
4年に1度の統一地方選は昨年5月の文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、初めて実施される全国規模の選挙で、文政権の信任が問われる。ソウルや釜山など8大都市の市長と9道(県に相当)の知事をはじめ、地方自治体の首長、議員ら計4016人を選ぶ。12の選挙区では国会議員再・補欠選が同時に行われる。
期日前投票は9日まで、全国の3512カ所に設けられた投票所で実施される。
tnak51@yna.co.kr