歴史的な朝米会談の成功に期待=韓国統一部
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2018.06.11 11:37
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官は11日の定例会見で、12日にシンガポールで開催される朝米(米朝)首脳会談について、「相互尊重と理解の立場から協議していくことを望む」として、「歴史的な会談の成功を期待している」と強調した。
また、「朝鮮半島の非核化や恒久的な平和を実現するため、政府は国際社会と緊密に協力しながら引き続き努力していく」とした。
北朝鮮メディアがこの日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)のシンガポール訪問を報じたことに関しては、「先日の中国訪問の際は訪中後の帰国時に報道したが、今回は出国直後に報道したことが特異な点」と述べた。
一方、統一部は朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の生死確認を行うことで北朝鮮と合意する場合に備え、同日から2カ月間、約5万7000人の離散家族全員を対象に関連調査を行う。李副報道官は「今回の調査結果を踏まえ、全面的な生死確認や故郷訪問など離散家族問題の根本的な解決のため、継続的に努力していく」との方針を示した。
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