韓国女性家族相 慰安婦被害者の法廷闘争描く映画鑑賞へ
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2018.06.14 10:06
【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官が14日、ソウル市内の映画館で同部職員や民間団体会員ら約220人と共に、旧日本軍慰安婦の韓国人被害者による法廷闘争の実話を基にした韓国映画「ハー・ストーリー」(原題)を鑑賞する予定だ。
同作品は日本政府を相手取った慰安婦に関する数々の訴訟のうち、一部ながらも原告側の訴えが唯一認められたいわゆる「関釜裁判」を題材とする。10人の原告団とこれを支える人たちが1992年から6年間、韓国南部の釜山と山口県の下関を23回行き来しながら闘う姿を描いた。韓国で27日に公開される。
鄭長官は「この映画を通じて現在も続いている戦時の女性人権問題などに関心を持ってもらいたい」と述べた。
hjc@yna.co.kr