北朝鮮人権担当の国連報告者 来月2日に訪韓
記事一覧
2018.06.28 09:21
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者が7月2~10日、韓国を訪問する。国連が27日、明らかにした。
キンタナ氏は滞在中、韓国政府の高官や市民団体、大韓赤十字社の関係者らと面会する。北朝鮮脱出住民(脱北者)とも面会する予定だ。10日午前に記者会見を開き、訪韓の結果を説明するという。
国連によると、キンタナ氏は今回の訪韓について、「現在の非核化を巡る議論の議題に人権問題を盛り込むよう強調できる機会のため、意味がある」と説明。「人権を議題に盛り込むことは対話を持続可能にする方法であり、対話を阻害するものではない」とした。
キンタナ氏の訪韓は2016年の就任後4回目。10月に国連総会に提出する報告書に訪韓の結果や勧告などを盛り込む。
kimchiboxs@yna.co.kr