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北朝鮮が韓国にいら立ち 機関紙「米の顔色うかがうばかり」

記事一覧 2018.07.20 11:45

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は20日、韓国当局が米国の顔色をうかがい、南北間の「重大問題」などが先送りにされているとして、強く非難した。

6月にシンガポールで会談した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長、左)とトランプ米大統領(右)。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(中央)は朝米が約束を守る必要があるとする(コラージュ)=(聯合ニュース)

6月にシンガポールで会談した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長、左)とトランプ米大統領(右)。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(中央)は朝米が約束を守る必要があるとする(コラージュ)=(聯合ニュース)

 労働新聞に掲載された個人名の論評は、「南朝鮮(韓国)当局はわれわれとの対話テーブルに向かい合って座り、板門店宣言の履行をしきりに口にしているが、米国の顔色ばかりうかがい、北南(南北)関係を根本的に解決するための実践的な措置も全く取っていない」と批判。これにより、「北南の間で解決すべき重大問題が無期限で漂流している」と主張した。

 また、韓国政府が「朝鮮半島の運転席に座る」としたことに反発。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がこのほどシンガポールでの講演で「(朝米)首脳が直接した約束を守らければ国際社会から厳重な審判を受けることになる」と述べたことも取り上げ、「朝米(米朝)双方がシンガポールでの共同声明を履行しようと努力を傾けている現実を見ず、おこがましい予想までしながら並べ立てる無礼無道な虚言に誰が耳を貸すのか」「無駄な訓示」と息巻いた。

 論評は、韓国当局の言動を注視しているとしながら、「最近、統一部の当局者がしきりに並べ立てる対決言動も見過ごしていない」とけん制。その上で、「今からでも民心の要求通り、外部勢力の追従ではなく真の自主統一の道、わが民族同士の道へと進むべきだ」と促した。

 南北間では4月27日の南北首脳会談を準備する段階から対話、融和ムードが漂い始め、これまで北朝鮮が韓国当局にこうした強い不満をぶつけることはほぼなかった。特に、文大統領を名指しこそしなかったものの、その発言を取り上げ厳しく批判するのは極めて異例だ。

 韓国が朝米関係と非核化の進展、北朝鮮制裁などの状況を考慮しながら南北関係に取り組んでおり、北朝鮮の期待ほど関係進展が進んでいないことへのいら立ちがうかがえる。北朝鮮は最近開かれた南北当局間会談でも、経済協力など実質的な措置が取られておらず南北関係に弾みがつかないことに不満を示したとされる。

mgk1202@yna.co.kr

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