韓ロ外相会談 南北ロ3者協力を協議
記事一覧
2018.08.02 21:05
【シンガポール聯合ニュース】シンガポールを訪問している韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は2日、ロシアのラブロフ外相と会談した。
会談は非公開で行われた。両外相は韓国、北朝鮮、ロシアの3者協力体制に関連し、現在進行中の3者協力に関する共同研究の状況や国際社会の制裁問題による困難について意見交換したという。
また、ロシア側が、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議で禁輸品目に指定されている北朝鮮産の石炭がロシアで積み替えられ、昨年韓国に運び込まれたことに関心を示したのに対し、康氏は国連加盟国としての義務に従い、石炭搬入について調査が行われていると説明したという。
一方、朝鮮戦争の終戦宣言は議題として取り上げられなかったようだ。
ロシア側は9月に極東ウラジオストクで開く東方経済フォーラムへの文在寅(ムン・ジェイン)大統領の出席をあらためて要請。康氏は検討中との立場を示した。
康氏は5日までの滞在中に韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議、韓国・メコン(メコン川流域国)外相会議、ASEANプラス3(韓中日)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)外相会議、ARF閣僚会議などに出席する予定だ。
hjc@yna.co.kr