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RADWIMPSのソウル公演売れ行き低調 曲が「右翼的」と物議

記事一覧 2018.08.03 10:53

【ソウル聯合ニュース】韓国でも大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」(2016年公開)の主題歌で知られる日本のロックバンド、RADWIMPSの来韓公演チケットの売れ行きが低調だ。新曲が「軍国主義的」と物議を醸していることが背景にあるようだ。

RADWIMPSのソウル公演のポスター=(聯合ニュース)

 公演業界によると、5日午後6時からソウルで行われるRADWIMPSコンサートのチケット販売率は2日現在、約50%にとどまる。2400席分のチケットを予約サイトのインターパークとイエス24が半分ずつ販売しており、現在までに計1200席ほどが売れた。

 予約サイトの関係者は、自社が引き受けた1200席のうち、いったんは1000席売れたが、約400件のキャンセル、払い戻しが発生したと伝えた。

 もう一方の予約サイト関係者は、一般に来韓公演は衝動的にチケットを購入して入金をせずに自動キャンセルになるケースが一定割合あるとしながらも、「RADWIMPSの場合は他の公演に比してキャンセル率が高いのは事実だ」と話した。

 マニアなファンを持つRADWIMPSは、14年に行った初の来韓公演で800席のチケットを完売させた。17年の夏には韓国で大型ロックフェスのヘッドライナー(主役アーティスト)を務め、人気の高さを実感させた。

 にもかかわらず今年のチケットの売れ行きが鈍いのは、6月にシングルのカップリング曲としてリリースした「HINOMARU」の歌詞が「右翼的」との指摘を呼んでいるためとみられる。

 「この身体に流れゆくは 気高きこの御国(おくに)の御霊(みたま)」「さぁいざゆかん 日出づる国の 御名の下に」「どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど 僕らの燃ゆる御霊は 挫(くじ)けなどしない」といった歌詞が軍国主義を連想させるとの批判が湧き上がった。

 これを受け、作詞したボーカルの野田洋次郎氏はツイッターで見解を発表し、軍歌を書こうという意図は「1ミリもありません」と反論。「この曲は大震災があっても、大津波がきても、台風が襲ってきても、どんなことがあろうと立ち上がって進み続ける日本人の歌」だとつづった。さらに「戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかとふに落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」と謝罪した。

 韓国ファンの「公演ボイコット」に、日本音楽の評論家のファン・ソンオプ氏は「ファンたちが十分に拒否感を表す権利のある問題」と理解を示す。過去にも日本のアーティストが歴史意識の不在を示すケースがたびたびあったとし、「RADWIMPSのようにアジアの国を相手にグローバルプロモーションを行うバンドなら、こうした歌が戦争被害国でどう受け止められるかをもっと考えるべきだった」と指摘した。

tnak51@yna.co.kr

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