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韓国が先送りの対北人道支援 安保理新指針が実施を後押しか

記事一覧 2018.08.07 13:54

【ソウル聯合ニュース】国連安全保障理事会が6日(現地時間)、北朝鮮への迅速な人道支援を可能にする新たなガイドライン(指針)を採択し、韓国政府が1年近く先送りしている国連機関を通じた対北朝鮮人道支援も実施時期が早まるとの見方が出ている。

韓国政府は昨年9月に対北朝鮮人道支援を決定した(コラージュ)=(聯合ニュース)

 韓国政府は昨年9月、世界食糧計画(WFP)と国連児童基金(ユニセフ)が手掛ける北朝鮮の子供や妊婦に対する人道的な支援事業に総額800万ドル(約8億9000万円)を供与することを決定したものの、北朝鮮の度重なる挑発に対する世論の批判が強く、実施を先送りしてきた。

 安保理の北朝鮮制裁決議は人道的な支援を例外と認めているが、人道支援の規模が縮小したり支援物資が届くまで長時間を要したりと、制裁の影響が指摘されていた。

 新指針は、北朝鮮への人道的支援を行う各国の政府や民間団体は支援の品目や数量、北朝鮮内での転用防止措置などを記載した書類で制裁の適用除外を申請し、安保理の北朝鮮制裁委員会がこれを速やかに処理すると規定。制裁に引っかかる物資がなければ、以前より迅速に北朝鮮への人道支援が可能になったといえる。新指針は米国が提案し、安保理全理事国が同意した。

 新指針により、韓国政府としては決定済みの800万ドルの供与に加え、さらなる対北朝鮮人道支援を模索できるようになった。政府当局者は7日、「800万ドルの供与は韓国が(国際機関に)約束していたもの」と述べ、供与の実施へ動きが加速する可能性を示唆した。

 北朝鮮も、非核化と体制保証を巡る朝米(米朝)交渉が進むさなかに米国主導で同指針が採択されたことを歓迎するとみられる。

tnak51@yna.co.kr

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