「北朝鮮非核化へ韓米は緊密協調」　米国務長官がＦＦＶＤ言及

【ワシントン聯合ニュース】ポンペオ米国務長官は１３日（現地時間）、韓国の光復節（８月１５日、日本による植民地支配からの解放記念日）を祝うメッセージを伝えながら、「最終的かつ完全に検証された非核化（ＦＦＶＤ）」という目標に言及した。

　米国務省が配布した資料によると、ポンペオ氏は「トランプ大統領と米国の国民に代わり、韓国の国民に私の祝意を伝えたい」とし、民主主義と自由、人権、法の統治に対する韓国国民の献身が韓国の成功を支えてきたと評した上で、「こうした価値は、国民対国民の連帯と強力な経済的関係、そして広範囲な世界的パートナーシップとともに、われら両国を一つに結び付けてくれる」と述べた。

　また、「われわれは最終的かつ完全に検証された北朝鮮の非核化（ＦＦＶＤ）に対し緊密な協力を続けていく中で、堅固な同盟に献身している」と強調。協力の継続に期待を示した。

　韓国と北朝鮮は１３日に閣僚級会談を開き、９月中の北朝鮮・平壌での首脳会談開催に合意したばかり。一方、ポンペオ氏が近く訪朝するとの観測もある。同氏は７月上旬にも訪朝したが、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）には会えず、訪朝の成果はなかったとされる。

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