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南北離散家族の再会拡大を 「最優先の人道的事業」=文大統領

記事一覧 2018.08.20 16:12

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日の首席秘書官・補佐官会議で、同日から約2年10カ月ぶりに南北離散家族再会行事が行われることについて、「南北はさらに大胆に離散家族問題の解決のため努力しなければならない」として、「定期的な再会行事はもちろん、全面的な生死確認や映像を通じた再会、手紙交換など再会拡大案を実行しなければならない」と述べた。

首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)

首席秘書官・補佐官会議で発言する文大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)

 また、「離散家族再会をさらに拡大し、加速することは南北がやるべき人道的事業の中でも最優先事項」と表明。「南北の合意で建設された金剛山の離散家族面会所を建設の趣旨通り、常時運営し、いつでも再会できる場として活用しなければならない」と強調した。

 その上で、「離散家族再会の申請者が南側だけで5万6000人を超える」として、「私も離散家族の一人としてその痛みに深く共感している」と強調。「本当に時間がない。この5年間、毎年およそ3600人が亡くなった」とし、「生き別れになった家族の生死すら分からず亡くなったのは、南北の政府にとって恥ずかしいことで、その方々が(再会を)待つ時間がこれ以上長引いてはならない」と力説した。

 離散家族再会は同日、北朝鮮南東部の景勝地・金剛山で始まった。20~22日には韓国側の89人が北朝鮮側の家族と、24~26日には北朝鮮側の83人が韓国側の家族と面会する。

kimchiboxs@yna.co.kr

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