サムスンのモバイル決済 3年で24カ国・地域にサービス拡大
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2018.08.22 14:05
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は22日、モバイル決済サービス「サムスンペイ」の提供を南アフリカ共和国で21日から開始したと明らかにした。これにより、サムスンペイのサービス地域は世界6大陸の24カ国・地域に拡大した。
同社はサービス開始から3年間に24カ国・地域で約2000の銀行や金融パートナーと協約を結び、決済件数は13億件を突破したと説明した。
4月現在の加入者数は韓国だけで1000万人を超え、決済金額は累計18兆ウォン(約1兆7700億円)に上る。
また米国のペイパル、チェースペイ、韓国のペイコ、中国のアリペイ、ウィーチャットペイなど現地の決済サービスとの協業により、人気のモバイル決済サービスをサムスンペイで便利に使用できるようにした。
同社のITモバイル(IM)部門トップの高東真(コ・ドンジン)社長は「サムスンペイは(ポイント還元サービスの)サムスンリワードポイントでさらに多くの特典を提供し、(音声を使った人工知能アシスタント)『ビックスビー』と連携するなど、各地域の消費者が求める決済プラットフォームとして引き続き発展していく」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr