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韓中が国交正常化26年 昨年に比べムード改善

記事一覧 2018.08.24 15:03

【北京聯合ニュース】韓国と中国は24日、国交正常化26年を迎えた。両国関係は昨年、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題を巡り最悪の局面だったが、現在は徐々に関係が回復している。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(左)は昨年12月に訪中し、習近平国家主席(右)と会談した(資料写真)=(聯合ニュース)

 THAAD配備に対する中国の報復は完全に解除されていない上、両国間にはしこりが残っており、乗り越えるべき課題は少なくないとの見方も多い。それでもこの数カ月の間に朝米(米朝)、南北、朝中の首脳が相次ぎ会談し、朝鮮半島の緊張感は緩和し始めた。韓中間の経済交流の重要性にも変わりがなく、両国間の協力が共生の道という認識では一致する雰囲気だ。

 北京の消息筋は24日、昨年は国交正常化25年の行事もささやかに済ませるなど緊張関係が続いていたが、今年は昨年に比べると、当局だけでなく文化面でも交流が活発しており、THAAD問題からの関係回復が進んでいる様子だと伝えた。

 韓国の盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使は23日に北京の児童福祉施設を訪れて生活用品を渡し、ボランティア活動に参加した。韓国の親しみやすい姿を印象付けようとした。盧氏はまた瀋陽など中国各地を訪れ、地方政府と協力を話し合ったり現地の韓国系住民の話を聞いたりと、積極的な活動に努めている。

 最近では韓国の国会外交通商委員会の幹事団が訪中し、張業遂氏ら中国の全国人民代表大会(全人代)関係者と韓中関係の改善について話し合った。中国外交トップの楊潔チ・共産党政治局員も7月に非公開で来韓し韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と会談するなど、当局間の交流は活発化の様相を呈している。

 昨年12月の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の訪中を契機に、経済協力にも弾みがつく。韓中自由貿易協定(FTA)のサービス・投資分野の交渉が行われており、韓国・サムスン電子は中国の西安で半導体工場の生産ライン増設を始めた。 

 文化交流も行われている。国交正常化26年に合わせ、中国で韓国文化院主催の韓中詩歌の行事が開かれ、両国の画家の展示会や小説家の対談などもあった。 

 中国ではTHAAD報復措置として、今も韓国の芸能人のテレビ出演が禁じられ、韓国ドラマも視聴できないが、インターネット上で最新の韓国ドラマを視聴する人は多く、世界的に関心を集める韓国の人気グループ、防弾少年団(BTS)の人気も高い。

 中国人団体客の韓国旅行の規制に関しては、中国当局は北京と山東省、湖北省、重慶、上海で規制を解いた。

 北京の消息筋は「昨年の険悪ムードに比べると、今年は韓中関係がずいぶん良くなった方だ」と話した。

 だが、文大統領の訪中の答礼として中国の習近平国家主席が韓国を訪問するという話はまだ出ていない。また、昨年10月に両国が関係正常化合意を発表した後も、中国は事あるごとにTHAAD問題に言及して不満を示している。

 韓国小売り大手のロッテマートはTHAAD報復により中国で営業停止に追い込まれた結果、中国事業から手を引くことにした。テーマパークのロッテワールドを瀋陽に建設する工事も中断したままだ。

 また、中国当局は韓国団体観光に対する規制解除も旅行サイト大手には認めていない。なおも制約が多く残されており、中国の報復は続いているという不満の声も上がる。

 ある消息筋は「米中貿易摩擦の過熱と朝米間の非核化交渉問題も絡み、中国が今後THAAD問題を集中的に取り上げる場合、韓中関係はまたも破綻の道へ進むしかない」と懸念。韓中関係が速やかに正常化するかどうかは、習主席の年内訪韓の有無から推し量ることができるとした。

mgk1202@yna.co.kr

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