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北朝鮮に400以上の公式市場 経済復活の鍵に=米報告書

記事一覧 2018.08.27 14:29

【ソウル聯合ニュース】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は26日(現地時間)に公開した報告書で、北朝鮮にある政府の許可を得た公式市場の数は436に達し、日増しに広がる市場のネットワークとここを舞台に金貸しなどを手掛ける新興資本家が北朝鮮の経済復活において重要な役割を果たすとの研究結果を示した。

北朝鮮の市場(コラージュ)=(聯合ニュース)

 CSISは韓国に定着した北朝鮮脱出住民(脱北者)でつくるシンクタンクと共同で、昨年から今年にかけて調査・研究を実施した。

 報告書によると、北朝鮮では1990年代に深刻な飢饉(ききん)に見舞われた当時には市場が一つもなかったが、その後少しずつ現れ始めた。北朝鮮全域で商品や食べ物、薬を売る公式市場と非公式市場(ヤミ市場)の数が増えているという。多くの北朝鮮住民は生計を立てるため、今では国よりも市場に依存するようになっている。

 都市と農村で市場が形成され、北朝鮮は市場での取引に一種の税金を課している。その金額は年間およそ5680万ドル(約63億円)に上ると推定されている。市場の規模は最も小さいもので約260平方メートル、最大で約2万3225平方メートルに達する。

 北朝鮮で市場を主な舞台として活動し、金銭を融通する人は「金主(トンジュ)」などと呼ばれる。北朝鮮の民間金融はこの金主を中心に形成されている。金主は貿易業や観光業で稼いだ新興資本家で、融資や両替などを手掛けているとされる。

 北朝鮮では私企業は認められないが、国営企業と関係した事業は許容されており、金主はこれに関与して富を蓄えているという。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、北朝鮮でのこうした市場ネットワークの広がりが経済再生という金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の特命を遂行する上で重要な要素に浮上しているとし、この過程で生まれた「金を持つエリート」層を政権も見過ごせなくなっていると伝えた。

tnak51@yna.co.kr

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