ア大会の南北チーム 北制裁でナイキがユニフォーム提供できず
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2018.08.30 09:09
【ソウル聯合ニュース】米スポーツ用品大手ナイキはバスケットボール女子の韓国代表をサポートしているが、現在開催中のジャカルタ・アジア大会で韓国は北朝鮮と合同チームを結成したため、国際社会の北朝鮮制裁が制約となり、ユニフォームを提供することができなかった。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が30日、報じた。
ナイキの広報担当役員は「(北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁と米政府の独自制裁に基づく)政府の要求事項などにより、アジア大会中に南北合同チームはナイキのユニフォームを着用できなくなった」と説明したという。
安保理が2016年3月に採択した制裁決議に、北朝鮮への供給を禁じるぜいたく品として「レクリエーションスポーツ用品」があるためのようだ。
バスケ女子の南北合同チームは、韓国の衣料メーカー製のユニフォームを着用してアジア大会に出場している。
mgk1202@yna.co.kr