カカオとジャパンタクシー 配車アプリで提携=韓日で相互利用へ
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2018.09.06 12:30
【ソウル聯合ニュース】韓国のIT(情報技術)サービス大手、カカオの子会社でタクシー配車アプリ「カカオT」を運営するカカオモビリティは6日、日本でアプリ「全国タクシー」を展開するJapanTaxiと資本・業務提携契約を締結したと発表した。
両社は今年10~12月期を目標に「タクシーローミング」サービスを開始する計画だ。このサービスは携帯電話のローミングのように、日本を訪れた韓国人はカカオTアプリで、韓国を訪れた日本人は全国タクシーアプリで現地のタクシーを呼ぶことができる。
今回の提携により、カカオモビリティはJapanTaxiに対し15億円を出資する。JapanTaxiはこれまでにトヨタやNTTドコモなどから100億円以上の資金調達を行っており、海外企業からの出資はカカオモビリティが初となる。
カカオモビリティの鄭周桓(チョン・ジュファン)社長は「カカオモビリティの技術力とノウハウを最大限生かし、日本でもタクシー呼び出しに革新を起こせるよう積極的に協力する」と述べた。
JapanTaxiの川鍋一朗社長は、2020年までにアプリのダウンロード数1600万回を達成し、配車可能なタクシーの台数を全国のタクシーの約40%へ拡大するとの目標を掲げた。
ynhrm@yna.co.kr