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18~20日に南北首脳会談 正恩氏「トランプ氏1期目内の非核化希望」

記事一覧 2018.09.06 15:38

【ソウル聯合ニュース】5日に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会談した韓国特使団の鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(大統領府)国家安保室長は6日の記者会見で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長による首脳会談を平壌で18日から20日までの日程で開催することで南北が合意したと発表した。また、金委員長が朝鮮半島の完全な非核化への意思を再確認し、トランプ米大統領の1期目の任期である2021年1月までに非核化を実現したい考えを示したと説明した。

4月の首脳会談で板門店宣言に署名し、抱擁を交わす文大統領(右)と金委員長=(聯合ニュース)

 南北首脳会談について、鄭氏は「(4月の首脳会談で合意した)板門店宣言の履行成果を点検、今後の推進方向を確認し、朝鮮半島の恒久的な平和定着や共同繁栄のための問題、特に朝鮮半島非核化への実践的な方策を協議することにした」と説明。「金正恩委員長は朝鮮半島の完全な非核化に対する本人の確固たる意思を改めて表明し、そのために南北間はもちろん、米国とも緊密に協力していく意向を示した」と伝えた。

 その上で、「南北の軍事的な緊張緩和のための対話を引き続き進展させていき、首脳会談を機に相互の信頼醸成や武力衝突防止に関する具体策について合意することにした」と述べた。

 南北の当局者が常駐する北朝鮮・開城工業団地内の共同連絡事務所に関しては、「首脳会談開催前に開所することにし、必要な協力を行っていくことにした」と伝えた。また、特使団の訪朝結果は米国など関係国に詳細に説明するとした。

 青瓦台の高官は、訪朝した特使団と北朝鮮側の協議で南北の経済協力に関する話はなかったと伝えている。

 鄭氏によると、金委員長は特使団と会談した席で、「トランプ大統領の1期目任期内に、朝米の70年に及ぶ敵対の歴史を清算して関係を改善しながら、非核化を実現できると良い」と語った。「トランプ大統領に対する信頼は変わりない」とも述べ、「最近の(非核化を巡る)朝米交渉にやや難しさがあるものの、そうした時こそトランプ大統領に対する信頼は引き続き維持される」と強調したという。

 また、非核化に関して取った措置を挙げ、北朝鮮の非核化意思に懐疑的な見方が米国など国際社会の一部にあることに、もどかしさを打ち明けた。金委員長は、5月に爆破作業を行った北東部・豊渓里の核実験場について「坑道の3分の2が完全に崩落し、核実験は永久に不可能だ」と説明。北西部・東倉里のミサイルエンジン実験場にも言及し、「これ(実験場の閉鎖)は長距離弾道ミサイル実験の完全な中止を意味する」と述べた。非核化への意思を重ねて示し、これを米国に伝えてほしいと鄭氏に要請したという。

 鄭氏は「北はこうした先回りした措置に対する相応の措置が取られれば、非核化に向けたより積極的な行動を継続できるとの考えを強く示した」と説明した。

 一方、朝鮮戦争の終戦宣言と関連し、金委員長は「韓米同盟の弱体化や在韓米軍の撤収とは全く関係がない」と話した。

 鄭氏は「終戦宣言はすでに4月の南北首脳会談で今年のうちに実現することで合意している。韓国政府は、終戦宣言は政治的な宣言であり、関連国間の信頼を築くための最初の段階だと考えており、北もわれわれの判断に共感している」と述べた。北朝鮮が求める早期の終戦宣言に対し、米国は慎重な姿勢を示している。

 鄭氏はさらに、「非核化の解決過程で北も南側(韓国)の役割に大変期待しているようだ」とし、「文大統領の平壌訪問時に、非核化進展のための南北間の具体的な協力策に関して踏み込んだ議論が行われることを期待する」と述べた。

 一方、今月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会に合わせた南北と米の首脳会談は開かれないと鄭氏は伝えた。推進する環境が整っていないためだという。

会談する韓国特使団(左)と金委員長(青瓦台提供)=6日、ソウル(聯合ニュース)

tnak51@yna.co.kr

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