外国人客ら北京から平壌へ続々 北朝鮮の建国記念日控え
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2018.09.06 17:01
【北京聯合ニュース】北朝鮮が閲兵式(軍事パレード)など大々的な式典を準備する建国70周年記念日(9月9日)が3日後に迫り、外国の取材記者や旅行客が続々と平壌に向かっている。
6日、外国から平壌へ向かう経由地となる中国の北京国際空港では、北朝鮮・高麗航空のチェックインカウンターに大勢の外国人客が列をつくった。同日は定期便1便と臨時便2便を合わせ計3便の平壌行き高麗航空便が運航される。
乗客の大半は建国記念日に合わせたツアーに参加した団体客で、平壌を初めて訪れるという人が多かった。
オーストラリアからツアーに参加したという旅行客は「軍事パレードやマスゲームを見たいが、実際にどんなスケジュールになるのかはまだ分からない」と話した。別の旅行客は「北朝鮮には一度も行ったことがなく、とても興奮している。どんな様子なのか楽しみだ」と語った。
建国記念日の行事を取材する海外メディア関係者の姿も目立った。
北朝鮮を何度か訪問したというある記者は「ひとまず6日から11日まで滞在する日程で取材計画を立てた。査証(ビザ)は発給されたが、まだ北朝鮮側から宿泊所や取材方法などに関する案内はない」と伝えた。
北朝鮮の最大の友好国である中国も、建国記念日に合わせて官民の団体を平壌に送っている。
中国共産党は習近平国家主席の特別代表として党序列3位の栗戦書・全国人民代表大会(全人代)常務委員長を8日から平壌に派遣する。これに先立ち、中国の経済貿易団体が6日に先遣隊の形で北朝鮮へ向かった。朝中(中朝)の経済協力を話し合うとみられる。
tnak51@yna.co.kr