韓米高官が電話会談 特使団の訪朝結果を共有
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2018.09.07 08:32
【ワシントン聯合ニュース】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は6日(米東部時間)、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として5日(以下、日本時間)に北朝鮮の平壌を訪問した青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と電話会談し、訪朝結果などについて説明を受けた。米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)関係者への取材で分かった。
韓米の安保トップは今後の南北、韓米の外交日程を踏まえ、引き続き緊密に連絡を取り合うことで一致したという。18~20日に南北首脳会談が開催され、今月下旬には文大統領が国連総会に出席する予定だ。文大統領とトランプ米大統領は4日夜に電話会談した際、国連総会期間中に個別に会談することで合意している。
また、鄭氏は訪朝時に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会っており、ボルトン氏との電話会談で金委員長のメッセージを米側に伝えたとみられる。
鄭氏は訪朝結果を説明する6日の記者会見で、金委員長から米国宛てメッセージの伝達を頼まれたことを明らかにしている。メッセージの具体的な内容は明かさなかった。
mgk1202@yna.co.kr