南北首脳 非核化加速の認識共有=韓国大統領府
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2018.09.07 14:48
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は7日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が韓国特使団に対し、トランプ米大統領の1期目の任期が終わるまでに非核化を実現したいとの考えを示したことについて、「南北首脳は朝鮮半島の非核化や平和体制構築を加速させる必要があることで認識を共にしている」と強調した。
また、「北のメッセージも米国に伝えたため、トランプ大統領や政策決定権を持つ人が真摯(しんし)に議論し、(非核化に向けた)措置が出ることを期待している」と述べた。
特使団の代表を務めた鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が米国を訪問し、訪朝結果を説明する計画に関しては、「今のところない」と伝えた。鄭氏は3月に特使として訪朝した後に米国を訪れ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長による初の首脳会談の開催合意などを含む訪朝結果を説明。金委員長のメッセージを伝え、史上初の朝米(米朝)首脳会談へとつなげた。
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