韓国情報機関トップ 安倍首相に訪朝結果説明
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2018.09.10 10:26
【東京聯合ニュース】文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の特使団の一員として5日に北朝鮮を訪問した情報機関、国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長が10日、日本の安倍晋三首相に訪朝結果を説明した。
安倍首相は冒頭、徐氏が訪朝から間もないうちに日本を訪問したことに対して謝意を示し、文在寅政権発足後、両国関係がこれほど緊密になったことを世界に知らせる良い機会だと述べた。
徐氏は「文在寅大統領は朝鮮半島の非核化と平和問題において、いつにも増して安倍首相の役割が重要だと考えている」とし、「(文大統領は)そのような観点から韓国と日本の間の意思疎通と協力を強化しなければならないと考えている」と応じた。
また「先ごろの地震と台風で大きな被害が発生した。日本国民に心からお見舞い申し上げる」と文大統領からのメッセージを伝えた。
徐氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の非核化に向けた意思を伝え、これを土台に朝米(米朝)間の対話が再開できるよう日本側の協力を求めたとされる。
徐氏は、今年3月の訪朝直後にも日本を訪問して安倍首相に結果を説明したほか、4月の南北首脳会談の直後にも訪日している。
ynhrm@yna.co.kr