韓国外相が米特別代表と会談 非核化へ積極的な役割求める
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2018.09.11 15:21
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は11日、来韓した米国のビーガン北朝鮮担当特別代表とソウルの外交部で会談し、南北関係の進展や今月5日の韓国大統領特使の訪朝結果などについて意見を交わした。
同部によると、康氏は朝鮮半島情勢の進展により韓国と北朝鮮、米国の首脳が合意した完全な非核化と朝鮮半島における平和定着が達成されるよう、積極的な役割を果たしてほしいと求めた。
ビーガン氏は「堅固な米韓連携を基に朝鮮半島の完全な非核化と平和を達成するため、役割を果たす」と応じ、韓米間の各レベルで緊密な協議が続くよう努力するとした。
康氏はまた、「9月には南北首脳会談や国連総会など重要な外交日程が予定されているだけに、韓米が緊密な連携の下で(非核化や平和定着に向けた)実質的な進展をもたらしていくことが重要だ」と強調した。ビーガン氏はこれに同意を示したという。
ビーガン氏は今春辞任したジョセフ・ユン氏の後任として、8月下旬に北朝鮮担当特別代表に就任した。就任後、康氏と会談したのは初めて。ビーガン氏はこの会談に続き、韓国のカウンターパートで、北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談した。
tnak51@yna.co.kr