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南北首脳会談 初の実質的な非核化議論へ=具体策発表あるか

記事一覧 2018.09.17 15:04

【ソウル聯合ニュース】18~20日に北朝鮮の平壌で開かれる南北首脳会談は南北の首脳が非核化問題について具体的に議論する会談となり、その結果が合意文にどのような形で盛り込まれるかが注目される。

会見を行う任鍾ソク大統領秘書室長=17日、ソウル(聯合ニュース)

 韓国の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は17日に開いた記者会見で、「今回の会談の重要な特徴は非核化が議題に入っていること」として、「(これまで)非核化が南北首脳(会談)で議題になったことはない」と述べた。また、「非核化が非常に重要な中心議題となっている」と強調した。

 過去の南北対話で韓国政府は非核化問題を取り上げることを望んだが、北朝鮮は米国のために核兵器を製造したため、米国と交渉する問題だとして拒否してきた。

 2007年当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記による会談では北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議での進展に基づく南北関係の発展について主に議論した。今年4月27日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)による会談では核問題を取り上げたものの、「完全な非核化」という方向性を確認しただけで、実質的な非核化交渉とは言いにくい。

 北朝鮮は4月27日の会談を控え、豊渓里にある核実験場の廃棄を表明し、6月12日の朝米(米朝)首脳会談の際は金委員長がトランプ大統領に対し、ミサイルエンジン実験場の解体を約束した。

 今回の会談でも金委員長が非核化措置について公言し、新しい局面を開こうとする可能性がある。南北は文大統領の特使団が訪朝した際などに議論を重ねてきたとされ、ウラン濃縮施設を含む寧辺の核施設の稼働中止・閉鎖などが可能との見方が出ている。

 最高のシナリオは米国が朝鮮戦争の終戦宣言の条件として求めてきた核の申告を北朝鮮が受け入れることだ。金委員長が公に核の申告や検証の受け入れを表明すれば、これ以上の成果はない。米国への反響も少なくないとみられる。それによりポンペオ国務長官の再訪朝につながる可能性もある。

 だが、これまで北朝鮮が示してきた態度からみれば、金委員長はこうした措置を米国との交渉材料として残す可能性が高い。

 また、金委員長が核の申告を核施設と核物質、核兵器の3段階に分け、初めての段階として核施設の申告をする可能性もある。第1段階として核施設申告をすれば、米国が終戦宣言という相応の措置を取り、その後に第2と第3の段階に進むというのだ。

 金委員長はすでに表明した「完全な非核化」への意思を繰り返し、米国の「先制措置」を要求する可能性もある。こうした場合、南北関係はもちろん、朝米関係まで冷え込むことは不可避とみられる。

 金委員長が終戦宣言の見返りとして特定の措置を取る意向を示す場合、韓国は今月末に米ニューヨークで開催される韓米首脳会談などを機に米国に内密に伝える可能性もある。

kimchiboxs@yna.co.kr

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