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韓国・金浦の徳浦鎮と大明港 海と山が調和した静かな景色  

記事一覧 2018.09.27 12:30

【金浦聯合ニュース】韓国・ソウルから国道48号線を約1時間走ると、京畿道・金浦市の漁港、大明港に到着する。

 その前に足を延ばしたのが、史跡292号の徳浦鎮。漢陽(現在のソウル)に通じる海沿いにあり、仁川市の江華島とを隔てる江華海峡の中で最も幅の狭い部分に位置している。

徳浦鎮の松林=(聯合ニュース)

 この地はフランス艦隊が江華島を侵略した「丙寅洋擾」(1866年)と、米国が江華島を攻め朝鮮開国のきっかけとなった「辛未洋擾」(1871年)の舞台になった。

 丙寅洋擾は、朝鮮がカトリック信者数千人を処刑するなどの迫害を加えたことに反発したフランスの艦隊が江華島を侵略し、朝鮮王室が保管していた外奎章閣図書を持ち出した事件だ。

現在の徳浦鎮には激しい戦闘の痕跡はみられない=(聯合ニュース)

 辛未洋擾は、1866年に朝鮮半島に来航した米国商船が軍民により焼き討ちに遭った「ジェネラル・シャーマン号事件」に端を発し、米国が派遣した艦隊が江華海峡の測量を口実に同海峡に侵入して激しい砲撃戦が起こった。

「平和ヌリ道」沿いに張り巡らされた鉄条網=(聯合ニュース)

 現在はきれいに整備されたこの地は、知る人ぞ知る観光地となった。江華海峡はこの上なく静かで、徳浦鎮の奥に茂る松林は時々吹く風に揺れる。

「平和ヌリ道」のコース(金浦市ホームページより)=(聯合ニュース)

 このような歴史的背景を持つ海辺には、大明港と江華海峽を守るために築かれた文殊山城の南門を結ぶ16.6キロのトレッキングコース「平和ヌリ道」が造成されている。

 軍事境界線に近く鉄条網が緊張感を感じさせるものの、海と山が調和した景色を楽しむことができる。なかでも、このコースの真ん中あたりにある徳浦鎮は最も美しい風景とされる。

漁船が並ぶ大明港=(聯合ニュース)

 徳浦鎮の近くには金浦の代表的な港、大明港がある。

 ここではワタリガニやエビ、ハゼ、イイダコなど新鮮な海産物をはじめ、キムチを漬けるのに使われるアミの塩辛やイワシの塩辛などが売られ、捕れたての海産物を水揚げする活気あふれる光景が広がっている。

市場で売られているアミの塩辛=(聯合ニュース)

 また、港の片隅ではハゼ釣りをする人々が釣り上げた魚に歓声を上げる姿が見られる。

 港の前にある市場で店員が差し出す塩辛を味見すると、潮の香りが口の中いっぱいに広がった。

大明港に隣接する艦上公園に展示されている揚陸艦=(聯合ニュース)

 港の内側に並ぶ刺身店を訪れると、「家を出た嫁も戻ってくる(ほどおいしい)」という旬のコノシロを焼く匂いが漂ってくる。

 コノシロの刺身は3万ウォン(約3000円)、焼き魚は2万ウォン。

焼きコノシロ=(聯合ニュース)

ynhrm@yna.co.kr

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