南北国会会談 韓国側の提案に北朝鮮が同意
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2018.09.27 18:14
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は27日、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が提案した南北国会会談について、北朝鮮の崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議(国会に相当)議長が開城工業団地内に設置した共同連絡事務所を通じ、提案を受け入れる回答を送ってきたと発表した。

南北首脳会談の際、文大統領の随行員として訪朝した(左から)野党「民主平和党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)代表、与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表、野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表、民主平和党の朴智元(パク・ジウォン)議員(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
国会によると、崔議長は「北と南が歴史的な板門店宣言と9月の平壌共同宣言を履行するためには双方の議会と各政党の役割が大変重要だ」とし、「このような見地から、私たちは北南(南北)議会会談開催の提案に原則的に同意する」と表明した。
また「この機会に私はそちらの国会で議論中である歴史的な板門店宣言と平壌共同宣言に対する批准同意の問題が一日も早く解決することを願う」と強調した。
具体的な会談の日程については、今後の南北高官級会談で行われる平壌共同宣言の履行に向けた各分野の会談日程の協議を見極めてから決めたい意向を示した。
韓国国会は北朝鮮側が会談の提案を事実上受け入れたことを受け、「南北国会会談実務タスクフォース(作業部会)」を設置する方針だ。
yugiri@yna.co.kr