正恩氏が習主席に祝電 「新たな高みで親善関係発展を」
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2018.10.01 08:42
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が建国記念日を迎えた中国の習近平国家主席に祝電を送り、両国の親善関係を強化するとの立場を示したと報じた。
金委員長は祝電で「伝統的な朝中(中朝)親善関係を新たな高みで強化発展させることはわが党と政府の確固不動の立場」と強調。「習近平同志との3回の出会いで結ばれた縁を大切にしており、今後も手を結び両国の老世代の指導者たちが残した尊い遺産である朝中親善を新しい時期の要求に合わせ、さらに発展させるため積極的に努力する」と誓った。
朝鮮労働党機関紙、労働新聞も1面に金委員長の祝電を掲載した。
朝鮮中央通信は昨年の中国の建国記念日には金委員長が習主席に祝電を送ったかどうかについて報じなかった。
北朝鮮は平壌の中国大使館が建国記念日を記念して先月27日に開いた宴会に事実上のナンバー2とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長兼組織指導部長を出席させるなど、改善した対中関係に配慮している。
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