南北の地雷撤去 国連軍司令部「休戦協定の精神に基づき承認」
記事一覧
2018.10.03 09:49
【ソウル聯合ニュース】南北の軍事当局がそれぞれ1日から軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)と韓国北部の江原道・鉄原の非武装地帯(DMZ)内で地雷の撤去を始めたことに関し、在韓国連軍司令部は2日、「国連軍司令部は(朝鮮戦争)休戦協定の精神と最近結ばれた南北間の包括的な合意に基づき、地雷の撤去作業を承認した」と明らかにした。政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が3日、伝えた。
国連軍司令部の関係者はVOAに対し、在韓米軍は撤去作業中の非常事態に迅速に対応できるよう、航空医療搬送の準備をはじめとする支援を行うだろうと説明。また、「国連軍司令部は北朝鮮と韓国の持続的な外交努力を支持する」と言い添えた。
地雷撤去作業は先月の北朝鮮・平壌での南北首脳会談で署名された軍事分野合意書の実質的な履行に向けた最初の措置で、20日間行われる。同合意書は敵対行為の中止やJSAの非武装化を盛り込んでいる。
mgk1202@yna.co.kr
キーワード