米の北朝鮮担当特別代表 国務長官の訪朝に同行へ
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2018.10.03 11:51
【ワシントン聯合ニュース】ポンペオ米国務長官の7日の訪朝に、国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が同行する。
ビーガン氏は2日(現地時間)、ワシントンの駐米韓国大使公邸で開かれた韓国の開天節(建国記念日)の記念式典に出席し、ポンペオ氏の歴訪に同行するかどうかを問う質問に、「長官と一緒に旅行する」と答えた。ポンペオ氏は6日の日本を皮切りに、7日に北朝鮮、7~8日に韓国、8日に中国をそれぞれ訪れる。
ポンペオ氏の訪朝は7月以来、約3カ月ぶりで通算4回目。朝米(米朝)対話の米国側実務トップであるビーガン氏が訪朝に同行することで、北朝鮮ではポンペオ氏が参加する高官級対話と非核化に関する実務交渉が同時に行われる見通しだ。
ポンペオ氏は北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会談する予定。ビーガン氏のカウンターパートは崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官になるとされる。
ビーガン氏は一方、オーストリア・ウィーンで北朝鮮側との実務交渉が行われるかどうかについては、「準備ができれば」と具体的な回答を避けた。
米国務省は先月19日に南北首脳会談の「平壌共同宣言」が発表された直後、トランプ米大統領の1期目の任期が終わる2021年1月までに非核化を終えることを目標に、朝米間の根本的な関係転換に向けた交渉にすぐに取り掛かると表明。ビーガン氏と北朝鮮のカウンターパートによる非核化の実務交渉を国際原子力機関(IAEA)本部があるウィーンでできるだけ早期に行うことを北朝鮮側に提案した。
tnak51@yna.co.kr
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