文大統領が13日から欧州歴訪 朝鮮半島平和への支持確認へ
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2018.10.09 16:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13~21日まで、7泊9日の日程でフランス、イタリア、ローマ法王庁、ベルギー、デンマークなど欧州を歴訪する。
青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が9日、発表した。金報道官は今回の歴訪について、朝鮮半島平和に対する国際社会の支持を再確認する方針だと強調した。
文大統領は13~18日にフランスとイタリアを国賓、または公式訪問し、両国との友好協力関係をより未来志向的に発展させるための方策を議論する。
国連安全保障理事会常任理事国のフランスとの外交・安保協力を強化し、先端科学・新産業能力を持つイタリアと新産業協力増進策を重点的に推進する。
17~18日にはローマ法王庁を公式訪問して朝鮮半島の平和と安定に対する支持を再確認し、今後の協力策を議論する予定だ。
文大統領は18~19日にベルギー・ブリュッセルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)に出席し、欧州連合(EU)大統領と韓国・EU首脳会談を開催する。
金報道官は「文大統領は『グローバル挑戦に対するグローバルパートナー』をテーマに開催されるASEMで、韓国の包容的成長が国際社会の持続可能な成長に寄与する方策を提示する予定だ」と伝えた。
韓国・EU首脳会談では、国交樹立55周年を迎える韓国とEUの戦略的パートナー関係の深化発展策を包括的に議論する。
文大統領は続いてデンマークに移動し、気候変動への対応やバイオ科学技術など未来協力の強化について重点的に協議する計画だ。
ynhrm@yna.co.kr
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