韓国政府 南北連絡事務所の改修に9億7千万円支出へ
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2018.10.24 16:55
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、北朝鮮・開城工業団地内に設置された南北共同連絡事務所の施設改修費として97億8000万ウォン(約9億7000万円)を支出する。統一部が24日、明らかにした。
政府は17~24日に開いた南北交流協力推進協議会で同事務所の改修のための議案を可決した。改修費は南北協力基金から出す。
統一部は「事務所の運営に必要な庁舎、常駐職員の宿舎、浄水・排水場、廃水・廃棄物処理場などの改修を行った」と説明した。
政府は7月に開いた南北交流協力推進協議会で、事務所改修のために事業管理費8600万ウォンの支出を先に決め、残りの事業費は工事費が最終的に算出されてから決定する方針を決めた。
改修工事は9月末にほぼ終わった。かかった費用は97億8000万ウォンで、8600万ウォンを含めると改修費は98億6600万ウォンに上る。
事務所の設置は4月の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」に明記され、9月14日に開所式が行われた。
hjc@yna.co.kr