南北が将官級会談開催 軍事合意書履行を中間評価
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2018.10.26 10:12
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は26日午前、南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で将官級軍事会談を始めた。
会談では9月に南北の国防相が署名した「軍事分野合意書」の履行に関する中間評価を行い、今後の推進日程などを協議。黄海の平和水域や共同漁労水域などを議論する南北軍事共同委員会の構成・運営、漢江(臨津江)河口の共同調査などに関しても議論する。
南北は25日、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化に向けた見張り所や兵力、火器の撤収作業を終えた。26日から2日間、南北と在韓国連軍司令部が共同検証を行う。会談では検証の手続きなどについても協議する。
会談には韓国から首席代表の金度均(キム・ドギュン)国防部対北政策官(陸軍少将)ら5人、北朝鮮からは団長の安益山(アン・イクサン)陸軍中将(韓国の少将に相当)ら5人がそれぞれ出席した。
金氏は会談前、記者団に対し、「軍事合意の正常な推進を通じ、朝鮮半島の非核化や恒久的な平和定着をけん引できるよう、核心的な役割を果たす軍事会談でその成果が達成できるよう最善の努力を尽くす」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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