韓国外相と米特別代表が会談 対北朝鮮での連携協議
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2018.10.29 11:53
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は29日、来韓中の米国のビーガン北朝鮮担当特別代表と会談し、北朝鮮の非核化進展に向けた戦略や南北協力事業などについて意見交換した。
会談は非公開で行われた。朝米(米朝)の高官協議や実務交渉の推進状況、最近の北朝鮮動向について情報を共有し、南北の鉄道連結や北朝鮮の育苗場近代化など南北合意事項の履行過程で対北朝鮮制裁の適用を除外する問題について協議が行われたとみられる。
この日、ビーガン氏が詳しい地名などが書かれた朝鮮半島の地図を携えている姿が見かけられ、北朝鮮非核化を巡る具体的な査察・検証手続きなどについての協議も行われるのではないかとの見方も出ている。
ビーガン氏は康氏との会談に続き、 北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める同部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談する。
hjc@yna.co.kr