鉄道の南北共同調査遅延 「米と考えが異なる部分ある」=韓国統一相
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2018.10.29 12:10
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は29日、国会外交統一委員会による国政監査の質疑で、南北の鉄道連結に向けた現地共同調査が遅れている理由を問われ、「米国側とわれわれに若干考えが異なる部分がある」と述べた。ただ、米国が南北の事業に「反対」していると言うほどではないと説明した。
韓国と北朝鮮は15日に開いた閣僚級会談で、朝鮮半島西部の京義線鉄道に対する北朝鮮側での現地共同調査を今月下旬から行うことで合意したが、まだ具体的な日程を決められずにいる。これを巡り、非核化に関する朝米(米朝)交渉が停滞するなか、米国が対北朝鮮制裁の例外を認めることに依然消極的なためだとの見方が出ている。
tnak51@yna.co.kr