南北軍事合意書の履行「進展させる」 在韓米軍司令官
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2018.10.29 16:08
【ソウル聯合ニュース】在韓米軍のブルックス司令官(韓米連合司令官兼務)は29日、米軍が主導する国連軍司令部が「板門店宣言履行に向けた軍事分野合意書」の履行を進展させるとの意向を示した。
同司令官はこの日、国連軍司令部が配布した報道資料で「(南北・国連軍司令部の)関連当局の専門性と協力が、今回の非武装化措置と確認作業を通じて公になった」とし、「国連軍司令部が非武装地帯内の警戒対策緩和を検証したことは、今後の軍事合意履行過程の基礎を固めたことになる」と強調。その上で「国連軍司令部は南北との3者間の緊密な協力を続け、軍事合意書の履行を進展させる」とした。
これに先立ち、南北と国連軍司令部は25日までに終えた南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化を点検するため、26~27日にJSA内にある南北の全ての見張り所や施設などを対象に、兵力、火器の撤収が完全に行われたかを確認する共同検証を行った。南北と国連軍司令部は30日に3者協議体会議を開いて共同検証の結果を評価し、後続措置を議論する予定だ。
ynhrm@yna.co.kr