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河野外相「両国の友好を揺さぶる」 韓国大使に抗議=徴用工訴訟

記事一覧 2018.10.30 18:41

【東京聯合ニュース】日本の河野太郎外相は30日、韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使を呼び、韓国強制徴用被害者の訴訟判決に関し強く抗議した。 

河野太郎外相(左)は韓国の李洙勲駐日大使を呼び韓国強制徴用被害者の訴訟判決に関し強く抗議した=(聯合ニュース)

 韓国大法院(最高裁)はこの日、日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者4人が新日本製鉄(現新日鉄住金)に損害賠償を求めた訴訟で、原告を逆転勝訴させた差し戻し控訴審判決を支持し、新日鉄に原告1人当たり1億ウォン(約1000万円)の支払いを命じた。

 河野氏と李氏の面談は15分にわたり行われた。外相が他国の大使と公式に面談する際には、握手を交わすのが通常だが、この日河野氏は握手を求めなかった。

 河野氏は韓国大法院の判決について、強制徴用被害者の個人請求権問題は完全かつ最終的に解決済みとする1965年の韓日請求権協定に明確に違反するものとし、日本企業に不当な不利益を及ぼして1965年の国交正常化以降に形成された両国の友好協力関係の法的基盤を根本から揺さぶるものと指摘した。

 李氏は河野氏との面談後、記者団に対し「日本政府の立場をよく聞き、韓国政府の立場をよく説明した」と話した。 

 当初、この日の面談の様子は全てメディアに公開される予定だったが、外務省が計画を変更し、河野氏が冒頭で発言した後、記者団は退室を求められた。李氏の発言は公開されなかった。

 外務省関係者は、面談の直前に河野氏が李氏の発言を公開しないように指示したものと承知していると説明した。

 駐日韓国大使が日本政府から呼び出されたのは、2012年8月に当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪問したとき以来の約6年半ぶり。

 韓国の裁判所の判決に対して日本政府が駐日大使を呼び出して抗議するのは異例。判決直後の呼び出しであったことに加え、公使ではなく大使を呼んだことから日本政府が強硬対応に出たと受け止められる。

 一方、日本政府が外交ルートを通じて抗議したことについて、韓国の三権分立を無視したものとする指摘が出るものとみられる。

yugiri@yna.co.kr

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