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平昌五輪銀の韓国カーリング女子 指導者パワハラを協会に直訴

記事一覧 2018.11.09 12:03

【ソウル聯合ニュース】2月の平昌冬季五輪のカーリング女子に韓国代表として出場して銀メダルを獲得した慶尚北道体育会所属のチームが先ごろ大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長宛てに文書を送り、指導者から不当な扱いを受けていると訴え、指導者交替を求める意見を伝えていたことが分かった。

平昌五輪に韓国代表として出場したチーム(資料写真)=(聯合ニュース)

 このカーリングチームは平昌五輪で韓国カーリング界に初のメダルをもたらす活躍を見せ、選手全員の姓が金(キム)であることから「チーム・キム」と呼ばれ、親しまれた。そのチームの親代わりといえるのがキム・ギョンドゥ元大韓カーリング競技連盟副会長で、慶尚北道体育会カーリング監督のキム・ミンジョン、チャン・バンソクの両氏がチームを指導してきた。

 選手側によると、チームは五輪後も引き続き練習を重ね大会に出場することを望んだが、理由がはっきりしないまま練習と大会出場を妨げられた。8月には2018~19シーズンの韓国代表選抜戦への出場も止められ、練習もなかったという。

 キム元会長とキム監督は大韓カーリング競技連盟との間に懲戒問題を巡る確執があり、法的に争っている。選手側は「カーリングの発展とは関係のない、連盟との私的な不和の中で、私たちを利用しようとするものとしか思えなかった」と、苦しみを吐露した。

 ずいぶん前から監督の指導無しで、選手だけで練習を続けてきたという。理由が明確でないポジション変更や意図的な大会参加阻止、選手を分けての練習などを挙げながら、「とにかく指示に従えという、高圧的な雰囲気になっている」と状況を説明した。

 インタビューを受けることを制限し、選手を仲たがいさせようとまでしたとし、「技術的にも心理的にも安定して練習できるようチームを導いてくれる指導者が必要」と訴えた。さらに指導者からの頻繁な悪口や暴言も指摘し、「選手の人権が守られていない」と主張した。

 平昌五輪では主将のキム・ウンジョンが聖火リレーの最終走者に選ばれたものの、指導者側が本人に知らせず、大韓体育会にはキム選手に参加する意思がないと勝手に通知していたことを明かした。チームの人気を受けCMに出演した際は、撮影とカーリング場の使用スケジュールを一方的に決めた。国際大会に出場して得た賞金や交通費などもきちんと精算されていないという。

 選手側は「選手を個人の所有物として利用しようとするものと思える」「監督を信頼していない」と述べた。その上で、「大韓体育会会長に助けを乞う。キム教授(キム元連盟副会長)と2人の監督の下で練習することは私たち選手にとってもはや無意味で、この状態のままならばカーリングの発展にも悪影響を及ぼすと考える」とし、指導者の交代を求めた。

 選手側の主張に対し、チャン監督は誤解があるとする。キム元連盟副会長は言葉遣いが荒いとしても暴言までは吐かず、韓国代表選抜戦は連盟の大会開催発表が遅かったためにやむなく不参加になったとした。賞金はツアー参加費や外国人コーチの人件費、装備に使い、賞金の振込先は名義こそキム元連盟副会長だったが、チーム共用の口座だったと主張した。詳しくは改めて発表するという。

平昌五輪でメダルを獲得した後、観客にあいさつするキム・ミンジョン監督(左端)と選手(資料写真)=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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