[韓流]アジア通貨危機描く映画 日本など17カ国・地域に輸出
記事一覧
2018.11.19 13:48
【ソウル聯合ニュース】1997年のアジア通貨危機を描いた韓国映画「国家破産の日」(原題)が、米国、カナダ、日本、香港など17カ国・地域に販売された。配給会社のCJエンタテインメントが19日、伝えた。
同作は11月30日に米国で封切られるほか、シンガポール、台湾、インドネシアで12月中、香港、マカオで来年1月、日本では2019年下半期の公開が決まっている。
CJエンタテインメントは「97年のアジア通貨危機と同様、08年の世界金融危機の際に欧州や南米も経済危機を経験しており、『国家破産の日』が海外で多くの共感を得ている」として、販売・公開される国がさらに増える見通しだと説明した。
映画は国家破産まで一週間を残した時点で危機を防ごうとする人、危機に賭ける人、会社と家族を守ろうとする平凡な人など、アジア通貨危機を前にそれぞれの選択をする人々を描く。
主役の女優、キム・ヘスは韓国銀行(中央銀行)の通貨政策チーム長に扮し、対立する財政局次官をチョ・ウジンが演じる。また、ユ・アインとホ・ジュノが金融危機で一獲千金を狙う金融マンと中小企業の社長を演じる。
このほかフランスの俳優、ヴァンサン・カッセルが国際通貨基金(IMF)専務理事を演じて話題を呼んだ。同作は韓国で28日に公開される。
ynhrm@yna.co.kr