北朝鮮 韓国軍の空中給油機・PAC3導入を非難
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2018.11.19 11:40
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は19日、韓国軍が空中給油機を導入し、最新型の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の導入を決めたことについて、「戦争演習や武力増強策動にしがみついている」と非難する論評を掲載した。
論評は「北南(南北)の間で進められている軍事的な信頼(醸成)措置や現在の和解局面に逆行する危険な軍事的動向」と指摘。「南朝鮮の好戦狂のため、順調に流れている北南関係がどのような紆余(うよ)曲折を経るかは誰も言い切れない」として、「南朝鮮の軍部は無分別な戦争演習や武力増強が厳重な結果を招きかねないことを知り、軽挙妄動してはならない」と警告した。
韓国軍が欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)から購入した空中給油機A330MRTTのうち、1機が12日、韓国に到着した。また、防衛事業庁は7日、米国からPAC3の改良型であるPAC3MSE数十基を2021年から導入することを決めた。
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