6カ国協議韓国代表が米国に出発 北朝鮮問題巡る作業部会発足へ
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2018.11.19 14:37
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は19日、米国に向け出発した。21日までの米滞在中に米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と会談し、朝鮮半島の非核化や平和体制構築の推進などについて議論する。
また、8日に開催される予定だったが延期となり、今月末に開かれるとみられる朝米(米朝)高官協議の推進状況を共有し、韓米合同の交渉戦略について話し合う見通しだ。
李氏の訪米期間中、非核化や対北朝鮮制裁、南北関係などを協議する韓米の作業部会の初会合も開催されるとみられる。作業部会では南北が推進している鉄道連結に向けた北朝鮮区間の共同調査などについて議論するとみられる。
南北は朝鮮半島西側の京義線鉄道の現地調査を10月下旬に始めることで合意したが、米国が非核化の進展がないとして否定的な考えを示し、まだ調査に着手できていない。
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