サムスン電子がAI専門家の確保に総力 キャリア採用実施
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2018.11.23 10:27
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が、「4大未来成長事業」の一つとして育成している人工知能(AI)に関する専門人材の獲得に国内外で動いている。
業界によると、サムスン電子のデバイスソリューション(DS)事業部は22日、採用ホームページなどでAI分野のキャリア採用の募集を開始した。
募集分野はマシンラーニング(機械学習)・ディープラーニング(深層学習)、コンピュータービジョン、拡張現実(AR)、コンピュータープラットフォーム、データインテリジェンス、セキュリティーで、採用されればメモリー事業部やシステムLSI(大規模集積回路)事業部、ファウンドリー(半導体受託製造)事業部、半導体研究所などで勤務する。
博士の学位保持者(取得見込みの人を含む)と、関連分野で一定期間の経歴を持つ修士の学位保持者(経歴6年以上)と学士の学位保有者(同8年以上)を対象とし、来月7日まで応募書類を受け付ける。
同社の関係者は「ディープラーニング、音声・映像認識、神経回路網アルゴリズム研究など、AI技術によって新たな未来を実現するため専門家を確保する」と採用の背景を説明した。
サムスン電子は今年、AI分野の研究開発(R&D)と人材育成を加速している。米マイクロソフト出身のAI専門家をはじめ、海外から専門人材を多く迎え入れた。
業界の関係者は「グローバル技術競争で最も重要なことは先回りした人材確保」だと述べ、サムスン電子は今後も国内外で積極的な人材獲得に動くとの見方を示した。
tnak51@yna.co.kr