韓国 中国に黄海での違法操業取り締まり強化要請
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2018.11.27 17:05
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は27日、韓国北東部の江陵で11回目の「韓中漁業問題協力会議」を開き、中国漁船の違法操業対策などについて議論した。
韓国外交部によると、韓国側は昨年以降、中国漁船の違法操業が大きく減少していることを評価。多数の中国漁船が違法操業を行っている黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近は偶発的な事態が起きる可能性があるとして、中国当局に同海域での取り締まりを強化するよう求めた。
中国側も昨年以降、韓国当局の取り締まりで中国人漁師の人命被害が出ていないことや拿捕(だほ)数が減少していることを評価し、規定や手続きに基づいた取り締まり実施を要請した。
会議には韓国外交部のイム・シフン東北アジア局審議官や中国外務省の陳雄風・領事局副局長をはじめ、双方の水産、海上警備当局の関係者が出席した。
会議は2016年に始まり、毎年2回開催されている。
kimchiboxs@yna.co.kr
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