南北山林協力へ韓国訪問団出発 北京経由であす平壌
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2018.12.10 09:16
【ソウル聯合ニュース】10月に開かれた第2回南北山林協力分科会談の合意事項を履行するため、韓国の当局者と専門家が11~13日に北朝鮮・平壌を訪問する。10日に韓国を出発し、中国・北京経由で平壌入りする。
訪問団は山林庁の林尚燮(イム・サンソプ)山林産業政策局長が団長を務める。
南北の山林病害虫防除協力の一環として韓国は先月29日に北朝鮮にマツ材線虫病の防除用薬剤を引き渡しており、訪問団はこの分配状況を確認する計画だ。また、平壌にある養苗場と山林資機材の工場を訪れる。病害虫の防除や養苗場造成など山林協力の推進方向に関し、北朝鮮側と実務協議も進める。
韓国統一部は「平壌の養苗場と資機材工場を訪問するなど、北側の山林復興・保全状況に対する理解を深める機会」とし、南北共同の山林協力計画の策定と推進につながるとの期待を示した。
南北は10月の山林協力分科会談で、年内に北朝鮮の養苗場10カ所の近代化事業に取り組むとし、必要な時期に北朝鮮の養苗場と資機材工場を訪問することで合意していた。ただ、養苗場の近代化事業を本格化する場合、投入する物資の種類によっては、国際社会の北朝鮮制裁の例外として認められる必要がある。
mgk1202@yna.co.kr
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