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韓国大統領府 正恩氏のソウル訪問は「近いうちに」 

記事一覧 2018.12.21 19:34

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は21日、記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が年内にソウルを訪問する計画は難しくなったが、近いうちに実現するとの見通しを示した。

青瓦台は金正恩委員長のソウル訪問時期について年内は難しくなったが、近いうちに実現するとの見通しを示した(コラージュ)=(聯合ニュース)

青瓦台は金正恩委員長のソウル訪問時期について年内は難しくなったが、近いうちに実現するとの見通しを示した(コラージュ)=(聯合ニュース)

 金委員長のソウル訪問の時期については、「南北は様々なルートで緊密にコミュニケーションしており、状況をもう少し見守らなければならない」とし、「年内は物理的に時間があまりなく、難しくなったが、平壌共同宣言では近いうちにとあり、その約束は守られると思われる」と述べた。

 同高官は「口頭では年内訪問の合意があったが、平壌宣言には『近いうちに』とされている」とし、「政府は急いだり催促したりしないで、北が都合のいい時期に来ればいいが、合意のとおりできるだけ近いうちに来るものとして対話している」と説明した。

 来年初めの開催が予想される2回目の朝米(米朝)首脳会談と、金委員長のソウル訪問に関しては、「どちらの会談が先に開かれなければならないという立場はない」とし、「どちらが先に開かれても南北関係の発展と朝米交渉の進展が好循環となり、互いに役立つため、順序は大きな問題ではなく、これは韓米が同じように考えている」と話した。 

 青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長もこの日の記者懇談会で、「朝鮮半島の非核化プロセスが後戻りできない段階に入ったとみる」とし、「北もこの過程を元に戻すことはできないと考える」と話した。

 また、北朝鮮が公式政策発表の場として使う在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の朝鮮新報も金委員長の非核化に向けた決断を強調し、4月に行われた南北首脳会談から始まった新しい歴史の流れは変えられないと伝えたと紹介した上で、「特に南北軍事分野合意書の履行過程が今後の非核化交渉や合意の結果を履行・検証するモデルとして参考に値するものになるだろう」と言及した。 

yugiri@yna.co.kr

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