韓国実務者が訪朝 京義線道路の北朝鮮側区間を点検へ
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2018.12.24 10:15
【ソウル聯合ニュース】南北鉄道・道路の連結・近代化事業の着工式を2日後に控えた24日、朝鮮半島西側の京義線道路の一部を現場点検する韓国側実務者約10人が北朝鮮入りした。
統一部と国土交通部の課長クラスの公務員が共同団長を務める点検団は、京義線道路の開城地域の区間(約4キロ)を点検した後、午後5時ごろ帰還する計画だ。
今回の点検は、南北が8月に京義線の開城から平壌までの約160キロを共同調査した時と異なり、調査のための装備を用いずに行われる。
統一部は「京義線をさらに調べるのは、先の現地調査結果を基に不十分だった事項について点検し、(北側と)協議するためだ」と説明した。
これに先立ち点検団は21日から3日間、朝鮮半島東側の東海線道路の高城から元山までの約100キロ区間を点検し、帰還した。
着工式は北朝鮮・開城にある板門駅で26日、南北から計約200人が出席して開催される予定だ。
ynhrm@yna.co.kr