艦艇から誘導弾・航空機迎撃 独自技術で防衛用誘導弾開発=韓国
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2018.12.24 11:34
【ソウル聯合ニュース】韓国の防衛事業庁は24日、艦艇から敵の誘導弾や航空機を迎撃する防衛用誘導弾「海弓(ヘグン)」を独自開発したと発表した。
海弓の開発は米レイセオンから導入したRAM(対艦誘導弾防衛用誘導弾)を代替するため、2011年から開発が進められてきた。有事の際、敵の艦艇にも対応することを想定し、外国の同種の兵器と比べても劣らない防衛能力を持たせた。
垂直発射方式により全方位に発射できる。二重探索装置を搭載したため悪天候でも発射可能だ。最大射程は20キロ。来年に量産を始め、21年から海軍の護衛艦や揚陸艦に順次配備される。
防衛事業庁は「近接防御能力が大きく強化される」とし、「純国産技術で開発され、防衛産業企業の技術力向上に寄与することになるだろう。価格と技術の競争力を兼ね備え、輸出の可能性も期待される」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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