北朝鮮次官の「統一連邦」発言 翌日「熱望」に訂正=韓国当局
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2018.12.27 11:48
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮・開城の板門駅で26日に開かれた南北の鉄道・道路を連結する事業の着工式で、北朝鮮の金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官があいさつで「統一連邦」に言及したとされたが、韓国当局が訂正するハプニングがあった。
金氏は「他人の顔色をうかがいふらついては、いつになっても民族が望む(南北)統一連邦は実現できない」と発言したとされた。現場を取材した韓国統一部の共同取材団が伝えた内容だった。統一部を担当する記者団は北朝鮮地域で行われる取材現場の狭い空間などを考慮し、共同取材団を構成して代表記者が取材にあたっている。
北朝鮮の高官が公の場で「統一連邦」との表現を使うことは異例で、北朝鮮が主張する統一方式「高麗連邦制」を念頭に置いた発言との見方が出た。
だが、統一部は27日、金氏の発言の全文を公開し、金氏が「いつになっても民族の熱い統一熱望を実現できない」と発言したと伝えた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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