韓国軍 有事作戦統制権の移管推進巡り評価会議
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2018.12.27 16:29
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は27日、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管推進に関する評価会議を開いた。会議は移管に関する業務の成果を評価するとともに2019年の業務推進方向を議論することが目的で、国防部、軍合同参謀本部、陸海空軍の幹部200人余りが出席した。
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は会議で「18年は韓米が移管に対する共同の推進意志をあらためて申し合わせ、連合防衛指針と未来指揮構造の編成案に署名するなど堅固な韓米同盟と連合防衛態勢を再確認した」と述べ、有事作戦統制権の早期の移管に向けた環境を整えた年だったと評価した。
韓米は有事作戦統制権の移管に向け、韓国軍が戦区作戦の主導能力を備えられるよう、「未来指揮構造」(韓国軍大将が司令官、米軍大将が副司令官)を用いた第1段階の作戦運用能力を検証する演習を19年8月に初実施する。鄭氏はこれを取り上げ、「検証を徹底して準備してほしい」と指示した。
tnak51@yna.co.kr